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Lot番号:325
状態:極美品
享保大判金 背:久石竹 後藤桂乗墨書 元書 享保10年~天保8年(1725~1837) 古4A 量目:165.25g 長径:153.0mm 短径:94.6mm 日本貨幣商協同組合鑑定書,デジタル鑑定書付
落札価格:7,800,000円
手数料含む(9,087,000円)
落札者:FLOOR
カテゴリ:
オークション:第35回 銀座コインオークション
享保大判金 背:久石竹 後藤桂乗墨書 元書 享保10年~天保8年(1725~1837) 古4A
量目:165.25g 長径:153.0mm 短径:94.6mm 日本貨幣商協同組合鑑定書,デジタル鑑定書付 | AU
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4
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35
- 残り時間
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終了
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終了
商品詳細について
大判とは本来、贈答 ? 賞賜 ? 献上 ? 上納など特権階級身分の公私儀礼用、あるいは大規模取引の支払にあてるため、統一権力者の命によって造幣された特製の金貨です。
天正 16 年、豊臣秀吉の命を受け、京都の金工後藤徳乗によってはじめて造幣された大判が天正大判です。その後、全国統一を果たした徳川家康によって新大判(慶長大判)が造幣され、江戸幕府は元禄 ? 享保 ? 天保 ? 万延期に「吹替」ないし「吹増」を実施しました。
大判の造幣は金工後藤家とその一門の独占(大判座)で行われました。その基本形態は、大判の表面に金位と量目を保証する意味で「拾両 ? 後藤 ? 花押」と後藤の極めが毛筆で墨書されました。ちなみに墨判の花押は、後藤の門人号に偏諱された「乗」字を形象したものです。また、上下 ? 左右の四端には丸枠に五三桐紋の極印が一個ずつ打刻され、裏面には中央に枠なし丸に裸桐紋の極印、その下部に丸枠に後藤当主の花押極印が打刻されています。徳川幕府も家紋である「葵紋」を使用せずに桐紋を引継ぎました。
収集界では、大判の最大の特長である後藤宗家とその一門によって行われた「墨書」について、稀少性が高いゆえに現物研究があまりなされず、正確な認識を充分に得られていない現状があります。その中でこれからは有識者、研究者のご教示とエビデンスに基づいた見解をもっと深めていく必要を感じています。
今回、銀座コインオークション 35 周年という記念オークションに多数の収集家から過去最高の 15 種類の大判金のご出品を頂戴いたしました。
慶長大判は、明暦判(江戸判)以外は主に京都で吹き立てられたと伝えられていて、験小極印の形態や金位の異なる 6 種類に細分類できます。通用期間が約 95 年と長期間であったことから、その使用頻度は激しく、墨が薄くなったり、判が歪んだりしたものを後藤家が再生して墨書を施していました。これを「認したためがえ替」と呼び、後藤宗家と一門が繰り返し行っていたという歴史的事実があり、認替による収入は後藤家にとっても重要でした。 12 代後藤寿乗によって 1725 年に享保大判が製作されました。1 年強の期間に、約 8500 枚の吹立高が確認されています。通用期間も長期に及んだため、寿乗から後代の宗家当主 5 人(延乗 ? 桂乗 ? 真乗 ? 方乗 ? 典乗)の墨判が認したためられました。当オークションではじめて全種類 6 種(全品元書)の出品が叶いました。
天正 16 年、豊臣秀吉の命を受け、京都の金工後藤徳乗によってはじめて造幣された大判が天正大判です。その後、全国統一を果たした徳川家康によって新大判(慶長大判)が造幣され、江戸幕府は元禄 ? 享保 ? 天保 ? 万延期に「吹替」ないし「吹増」を実施しました。
大判の造幣は金工後藤家とその一門の独占(大判座)で行われました。その基本形態は、大判の表面に金位と量目を保証する意味で「拾両 ? 後藤 ? 花押」と後藤の極めが毛筆で墨書されました。ちなみに墨判の花押は、後藤の門人号に偏諱された「乗」字を形象したものです。また、上下 ? 左右の四端には丸枠に五三桐紋の極印が一個ずつ打刻され、裏面には中央に枠なし丸に裸桐紋の極印、その下部に丸枠に後藤当主の花押極印が打刻されています。徳川幕府も家紋である「葵紋」を使用せずに桐紋を引継ぎました。
収集界では、大判の最大の特長である後藤宗家とその一門によって行われた「墨書」について、稀少性が高いゆえに現物研究があまりなされず、正確な認識を充分に得られていない現状があります。その中でこれからは有識者、研究者のご教示とエビデンスに基づいた見解をもっと深めていく必要を感じています。
今回、銀座コインオークション 35 周年という記念オークションに多数の収集家から過去最高の 15 種類の大判金のご出品を頂戴いたしました。
慶長大判は、明暦判(江戸判)以外は主に京都で吹き立てられたと伝えられていて、験小極印の形態や金位の異なる 6 種類に細分類できます。通用期間が約 95 年と長期間であったことから、その使用頻度は激しく、墨が薄くなったり、判が歪んだりしたものを後藤家が再生して墨書を施していました。これを「認したためがえ替」と呼び、後藤宗家と一門が繰り返し行っていたという歴史的事実があり、認替による収入は後藤家にとっても重要でした。 12 代後藤寿乗によって 1725 年に享保大判が製作されました。1 年強の期間に、約 8500 枚の吹立高が確認されています。通用期間も長期に及んだため、寿乗から後代の宗家当主 5 人(延乗 ? 桂乗 ? 真乗 ? 方乗 ? 典乗)の墨判が認したためられました。当オークションではじめて全種類 6 種(全品元書)の出品が叶いました。
第35回 銀座コインオークション
事前入札期間
2023年10月29日
~11月18日
~11月18日
当日開催日
2023年11月18日
残り時間
終了
対象ロット数
1035
カタログ訂正事項
※記載誤りがあり大変申し訳ございません
「銀座コインオークション」システム上の画像、文言は修正しております。
●Lot.40 鋳写し
●Lot.126 高知額輪にス穴有り
●Lot.517 誤)91種1組 正)94種1組
●Lot856 誤)FR-431 正)FR-429
●Lot874 出品取消
●Lot916 Flaw:PRITT error
●Lot.1026 誤)NGC 正)PCGS
「銀座コインオークション」システム上の画像、文言は修正しております。
●Lot.40 鋳写し
●Lot.126 高知額輪にス穴有り
●Lot.517 誤)91種1組 正)94種1組
●Lot856 誤)FR-431 正)FR-429
●Lot874 出品取消
●Lot916 Flaw:PRITT error
●Lot.1026 誤)NGC 正)PCGS
落札結果発表
お客様が商品に支払ってもいいと思う金額(予算)となります。「次の入札価格」以上なら、1円単位で決められます。現在価格が抜かれた場合は、その金額までは自動的にシステムが代行して入札します。なお、現在価格を下回らない限り、いつでも最高入札価格は変更できます。