インド クーチ・ビハール ジテンドラ・ナラヤン モハール金貨 CB404(1914) KMX-M10 FR1100 NGC(MS63)

クーチ・ビハール王国は、東インド、クーチ・ビハール地方を支配したヒンドゥー王朝（1586年 - 1947年）で、1947年にインドが独立して、西ベンガル州としてインドに合併しました。英国は1858年からインドの本格統治を始めていましたが、当時のインドには100以上もの藩王国があり、それらのうち一定の条件を満たした34国には、引き続き独自の通貨発行を認めていました。クーチ・ビハールの貨幣はインドの独立王国シリーズの中でも希少性が高く、現品のモハール金貨も鮮明なコントラストの光沢と魅力的なデザインで人気が高いです。表面はクーチ・ビハールの紋章に、盾を支えるライオンと象、上に猿がデザインされています。ジテンドラ・ナラヤンがマハラジャとして治世していた際に未流通のコインとして製造されたと考えられています。また、アメリカのグレーディング会社NGC社からMS63の高評価を取得しております。