イタリア・教皇領 ピウス9世 5リラ銀貨 1870年R KM1385 PCGS(MS66) 世界最高グレード！

教皇領(PAPAL STATE)は、ローマ教皇あるいはローマ教皇庁の支配していた領土で、歴史的には国家としての体裁も持ったため、教皇国、教皇国家とも呼ばれています。大部分は1861年までにイタリア王国によって征服され、1870年にはローマやラツィオも失い、ヴァチカンを除いた物理的な土地を失ってしまいました。この5リラ銀貨は、当時の教皇ピウス9世がデザインとなっています。ピウス9世は31年7ヶ月という最長の教皇在位記録を持ち、1871年、教皇領が廃止され、ローマが正式にイタリア王国の首都となると、教皇は自らが「バチカンの囚人」であると宣言した人物として有名です。現品は、アメリカのグレーディング会社PCGS社のオリジナルケースに収められており、MS66の高評価を取得しています。66の数値はPCGS社・NGC社を通じて最高の評価となっており、両社にそれぞれ1枚ずつしか存在しません。(2021年7月現在)ハイグレードな状態の希少品を是非お見逃しなく！