フランス ナポレオン1世 百日天下 5フラン試鋳銀貨 プレーンエッヂ/ピエフォー 1815年A KMPn21 MAZ-568A VAR. RARE スラブ唯一品 NGC(PF63) 世界最高グレード！

ナポレオン 1 世の歴史上の一コマとして名高い百日天下は、諸説ありますが、1815 年 2 月 26 日にエルバ島を脱出したナポレオンが 3 月 20 日にパリへ入城して帝位に就いてから、6 月 18 日のワーテルローの戦いに敗れて 6 月 22日に退位するまでの 95 日間といわれています。本貨は、ナポレオン 1 世の歴史上の足跡として人気が高い百日天下の５フラン銀貨の「プルーフ貨」ですが、実際にはナポレオンの百日天下が終焉し、ナポレオンが英領セントヘレナ島に流された後に、ボナパルティスト（ナポレオン支持者）によってイギリスで制作された試作貨であるとも言われています。プルーフ貨の肖像は Jean-Pierre Droz（ジャン・ピエール・ドローズ）の作で、頬がふっくらとした印象が特徴的ですが、百日天下の期間中に流通用に鋳造された５フラン銀貨（KM704）の肖像（ニコラ・アントワーヌ・ブレネ作）とはやや異なっています。現品はプレーンエッジ/ピエフォータイプ（通常貨よりも分厚い）で重量が36.67gの大型銀貨となっており、NGC社・PCGS社含めてスラブに収められているのは現存1枚のみとなり、ナポレオンコインコレクターにとって垂涎ものの超希少品と言えます。(2024年4月現在)