独領東アフリカ 象 15ルピー金貨 1916年T KM16.1 NGC(MS63)

ドイツ領東アフリカは、タンガニーカのドイツ植民地で、1904年まではドイツ東アフリカ会社によって経営されていました。第1次世界大戦中は、ドイツ本国とは異なる貨幣が必要となり、何種類か貨幣が製作されました。緊急用なだけに貨幣の製造技術はきわめて粗雑となっています。中でも最も有名なものは、象を描いた15ルピー金貨で、そのデザイン性の素晴らしさからコイン収集家から大変人気を集めています。そのような中、現品はアメリカのグレーディング会社NGC社からMS63の高評価を取得しております。